【YLEVE試着ルポ】杉浦由佳子が惚れ込む“大人の上質服”──NEWoMan新宿で見つけた洗練レイヤードコーデ完全記録

YLEVE LOOKBOOK

ファッションエディターとして長年さまざまなブランドを見続けてきた杉浦由佳子さんが、今回訪れたのはYLEVE(イレーヴ)のNEWoMan新宿店。動画冒頭から伝わってくるのは、単なる「好きなブランド紹介」ではなく、“長く着られる服”への強い信頼感だった。

ベーシックなのに埋もれない。シンプルなのに空気感がある。そんなYLEVE特有の魅力を、実際の試着とスタイリング解説を通して深掘りしていく内容になっており、今回のLOOKBOOKでは素材・シルエット・レイヤード感覚まで細かく語られていたのが印象的だった。

1. YLEVEに惹かれる理由|“静かな存在感”を持つ服

杉浦さんが繰り返し語っていたのが、「YLEVEの服は素材の空気感が違う」という点。ツヤを強調しすぎない生地感、ほんの少し粗さを残した風合い、そしてシルエットの抜け感。その絶妙なバランスが、大人の装いに自然な奥行きを与えている。

特に印象的だったのは、ブランドを象徴するスキッパーシャツへの言及。毎シーズン細部を変えながら展開される定番アイテムであり、「流行を追いすぎないから何年後でもまた着たくなる」というコメントには、YLEVEというブランド哲学がそのまま表れていた。

特徴印象
ミニマルなデザイン年齢を問わず長く着られる
自然な素材感高級感がありながら抜け感もある
計算されたシルエットシンプルでも地味にならない

また、ボタンや縫製など細部へのこだわりも非常に強く、動画内では「ただ置いてあるだけで雰囲気がある」と語る場面も。装飾を増やさなくても成立する服というのは、実は最も難しい。その完成度の高さに、杉浦さん自身が強く惹かれていることが伝わってきた。

2. レイヤードで魅せる|YLEVEらしい立体感の作り方

今回のLOOKBOOKで特に見応えがあったのが、杉浦さん独特のレイヤード感覚。ワンピースをそのまま着るのではなく、ブーツやパンツ、小物を加えながら“余白”を作っていくスタイリングが印象的だった。

例えばブラックのワンピースでは、アートピースのような小物を腰回りに加えることで、単調になりがちなワントーンコーデに立体感をプラス。さらにアシンメトリーなディテールを活かしながら、「冬はタートルを仕込める」と語るなど、一着を季節横断で楽しむ視点も非常に実践的だった。

また、黒のロングワンピースを“超ロングチュニック”のようにパンツと合わせて着こなしていたスタイルも印象的。インナーのパンツを細身ではなくワイドシルエットにすることで、全体に空気感が生まれ、リゾートにも街にも馴染むコーデへと変化していた。

杉浦由佳子流・レイヤードのポイント

  • ワンピースは“1枚で完成”させない
  • 黒コーデには異素材を差し込む
  • パンツを入れて重心を下げる
  • 小物で視線ポイントを分散させる
  • 季節を限定しない着回しを意識する

YLEVEの服は一見シンプルに見えるが、実際は重ねることで魅力が増していく設計になっている。だからこそ杉浦さんも、「長く付き合える服」として何年単位で愛用しているのだろう。

3. “着映えるシンプル”を作るパンツ&シャツの完成度

YLEVEの真骨頂とも言えるのが、パンツとシャツのシルエット設計。今回の動画でも、杉浦さんは何度も「着映える」という言葉を使っていたが、その理由は単純なデザイン性ではなく、“身体のラインをどう見せるか”まで計算されている点にある。

特にカーブドシルエットのパンツは印象的だった。一般的なコクーンパンツよりもボリュームを持たせつつ、裾に自然な落ち感を作ることで、歩いた時の動きまで美しく見える設計になっている。

また、シャツについても「襟やカフスに流行が出すぎない」と語っていたのが興味深いポイント。トレンドを強く打ち出すのではなく、数年後にまた着たくなる“余白”を残しているため、アクセサリーや小物で印象を変えながら長く付き合える。

アイテム特徴
カーブドパンツ立体感と抜け感を両立
定番シャツ流行に左右されにくい設計
タンクトップ前後2WAY仕様で着回し自在

「シンプルなのに印象に残る服」というのは、実際には非常に難しい。しかしYLEVEの服には、生地・縫製・パターンの積み重ねによって、その難しさを自然に成立させる力がある。杉浦さんが“投資する価値がある”と語る理由も、まさにそこにあるのだろう。

4. メンズライクを上品に見せる|YLEVE流ワークスタイル

今回のLOOKBOOKで杉浦さんらしさが特に出ていたのが、“メンズライクなのに女性らしく見える”バランス感覚だった。オーバーサイズのパンツやワークテイストのアイテムを選びながらも、どこか都会的で品のある雰囲気にまとまっている。

特に印象的だったのが、極薄素材のワークパンツスタイル。パラシュートパンツのような立体感を持ちながら、生地には張りがあり、歩いた時もシルエットが崩れにくい。裾を引きずらない絶妙なボリューム感によって、ラフすぎず洗練された印象に仕上がっていた。

また、杉浦さんは「メンズのサイズ感が好き」と語っており、あえて大きめを選ぶことで腰位置や重心をコントロールしていたのも興味深いポイント。単純なオーバーサイズではなく、“余白”としてサイズ感を使っているのが印象的だった。

メンズライクでも重く見えない理由

  • 極薄素材で軽さを出している
  • ウエスト調整で重心を上げられる
  • シルバー金具が控えめで上品
  • 立体シルエットで縦ラインが生まれる
  • 小物で抜け感を作っている

ワークやアウトドアの要素を取り入れながらも、“服だけが強く見えすぎない”のがYLEVEらしい魅力。だからこそ公園、仕事、街歩きなど、日常のシーンに自然に馴染むスタイルとして成立していた。

5. ネイビーセットアップが映える理由|今季らしい知的カジュアル

中盤以降で強く印象に残ったのが、ネイビーを軸にしたスタイリング。杉浦さん自身も「今シーズンはネイビーにハマっている」と話していたが、今回のコーデではその魅力が非常に分かりやすく表現されていた。

一見シンプルなハーフジップとワイドパンツの組み合わせながら、実際にはシルエットの設計が非常に緻密。パンツにはドローコードが付いており、丈感を優先しながらウエストを自由に調整できる仕様になっているため、体型を選ばずバランスを作りやすい。

さらに興味深かったのが、“ちょっとダサい”をあえて取り入れる感覚。杉浦さんは卓球少女っぽい雰囲気と表現していたが、完全に綺麗にまとめすぎず、どこか少し抜けたバランスを残すことで、逆にスタイル全体が今っぽく見えていた。

スタイリング要素効果
ネイビー×ブラウン知的で落ち着いた印象
ハーフジップスポーティすぎない抜け感
ウエストポーチ視線が上がりスタイルアップ
ゴールドアクセカジュアル感を中和

YLEVEのネイビーは、単なるベーシックカラーではなく“空気感を持ったネイビー”。そこにゴールドアクセやレザー小物を加えることで、カジュアルでも大人っぽさを失わないスタイリングへと仕上がっていた。

6. 白シャツ×ローファーで完成する“大人の余裕”

後半で登場したホワイトトーンのスタイリングは、これまでのワーク感あるコーデとはまた違った魅力を見せていた。白シャツ、ローファー、レザーベルトという極めてシンプルな構成ながら、全体に柔らかな余裕が漂っている。

特に印象的だったのは、“カジュアルに寄せすぎない”調整。ソックスの丈感やローファーの合わせ方によって、ラフになりすぎる寸前で品の良さをキープしていた。これこそ杉浦さんが繰り返し語っていた「大人のシンプル」なのだろう。

また、杉浦さんが語っていた「皮膚の経験値」という表現も非常に印象深い。年齢を重ねるほど素材の差がわかるようになるからこそ、少しずつ本当に良いものを集めたくなる。その感覚が、YLEVEの服選びと完全に重なっていた。

杉浦由佳子が考える“大人のシンプル”

  • 装飾ではなく素材で魅せる
  • サイズ感で余裕を作る
  • シンプルでもシルエットは妥協しない
  • アクセサリーで年齢に合わせて変化をつける
  • 長く着続けられる服を選ぶ

最後まで通して感じたのは、杉浦さん自身が“服を消費していない”ということだった。トレンドを追いかけるのではなく、自分の感覚や生活に馴染むものを少しずつ積み重ねていく。その価値観とYLEVEの服作りが自然に重なっていたからこそ、今回のLOOKBOOKは単なる試着動画以上の説得力を持っていた。

📅 更新情報:2026年05月08日

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